『交通事故』の被害相談 by 弁護士法人心 名古屋法律事務所

交通事故被害相談@名古屋

顧問医のご挨拶

私は,整形外科医で,弁護士法人心の顧問医として鑑定等も行っております。

交通事故の示談交渉や裁判においては,医学的な事項が重要な争点になることが少なくありません。

医学的アドバイス,カルテ画像の精査,鑑定意見書作成等を通じて,交通事故の被害者の方が適切な損害賠償を受けられるように,医学的な面からサポートさせていただきます。

弁護士法人心 顧問医 白井 康裕

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交通事故における医師の意見書

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2021年12月9日

1 交通事故に関して医師の意見書が作成される場合

交通事故の案件においては、しばしば医師に意見書の作成を依頼する場合があります。

医師の意見書が作成される場面は様々ですが、特に、弁護士、保険会社の担当者、裁判官等が持ち合わせていない専門的な医学知識が必要になった場合や、患者の具体的な治療内容や治療方針に関する主治医の意見が必要になった場合に作成されることが多いです。

2 医師の意見書の重要性

交通事故の案件においては、時に医師でないと分からないような医学知識を必要とする争点が生じる場合があります。

そのような場合に、信用できる医師の意見書が提出されると、その意見書の記載内容に従って争点に関する最終的な判断がなされることも多くあります。

そのため、専門的な医学知識を要する交通事故の案件においては、医師の意見書は非常に重要な証拠となります。

もっとも、一方の当事者から提出された意見書は、その当事者の意向に沿うように事実を歪めた記載がなされている場合もありますので、その意見書の記載が真に信用できるものなのか否かについては、十分な吟味が必要となります。

3 医師との接し方に不安な点がある場合は弁護士にご相談を

⑴ 医師との接し方には注意が必要

上記のとおり、医師の意見書は非常に重要な証拠となり得るものですので、意見書に事実とは異なる不利なことを書かれてしまうと、適切な損害賠償を受けることができなくなる可能性が高くなってしまいます。

意見書に不利なことを書かれないようにするためには、通院初期の段階から主治医の先生との接し方には十分な注意を払わなくてはなりません。

⑵ 弁護士がアドバイスをさせていただきます

弁護士法人心には、交通事故のご相談を得意とする弁護士が多数所属しておりますので、将来的に意見書が必要になった場合に適切な内容の記載があるものを作成してもらえるよう、日頃からどのように主治医の先生と接したらよいのかについて、個別具体的な事案に沿ったアドバイスをすることが可能です。

また、当法人には顧問医がおり、必要に応じて、主治医とは異なる立場から鑑定意見書を作成してもらうことも可能です。