『交通事故』の被害相談 by 弁護士法人心 名古屋法律事務所

交通事故被害相談@名古屋

交通事故案件における弁護士行政書士の権限の違い

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2023年8月3日

1 権限の違いについて

弁護士は、交通事故における損害賠償請求、後遺障害の申請等を含め、いわゆる法律業務の全般について代理人になることができます。

一方、行政書士は、法律の解釈に争いがありますが、少なくとも紛争性がある案件(当事者間で何らかの争いのある案件)については関与することができません。

2 交通事故における違い

交通事故との関係では、以下のとおりの違いがあります。

<弁護士>

後遺障害申請、示談交渉、裁判等のすべての手続きに関与できる

<行政書士>

法律の解釈に争いがあるものの、後遺障害申請について紛争性のない部分についての書面作成のみができ、後遺障害の結果に対する異議申立て、示談交渉、裁判等には関与できないと考えられます。

行政書士に依頼する際には、このような違いについての説明などをしっかり受けてから、依頼することが大切です。

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弁護士と行政書士の違い

こちらのページは、交通事故案件における弁護士と行政書士の権限の違いについて皆様にご説明しておりますページです。

この二つの士業の違いについて、皆様はどれくらいご存知でしょうか。

「全然違う」とお思いになる方もいらっしゃれば、「同じようなものだ」とお思いになる方もいらっしゃるかと思います。

これに関しては色々と法律の解釈に争いはありますが、例えば行政書士は当事者間において何らかの争いがある案件については関与できません。

簡単な違いのように見えるかもしれませんが、この違いは皆様にとっても非常に大きな違いです。

皆様が交通事故に関して誰か法律に詳しい人物に依頼をしようとお考えになった時、例えばその依頼の内容が後遺障害の結果に対する異議申立てなどであった場合はどうでしょうか。

この場合には争いがありますので、弁護士へ依頼をすることはできても行政書士へは依頼ができないということになります。

交通事故に関する案件をこのような権限の違いに関して説明することなく、高額で依頼などを受けようとする行政書士がいた場合には、お気を付けください。

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