『交通事故』の被害相談 by 弁護士法人心 名古屋法律事務所

交通事故被害相談@名古屋

後遺障害が認定されるには~認められるためのポイントを押えた請求方法~

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2023年10月23日

1 認定手続について

交通事故の被害者が、後遺障害による補償を受けるためには、自賠責保険において等級認定を受ける必要があります。

自賠責保険においては、損害賠償額の支払いについての制度の一環として、損害保険料率算出機構およびその下部機構である自賠責損害調査事務所による等級認定手続が整備されています。

認定申請の方法は、大きく分けると、任意保険がいわゆる一括対応を行う中で、認定申請を被害者の代わりに行う事前認定手続と、被害者自らが自賠責保険に対して認定申請を行う被害者請求による方法とがあります。

2 認められるためのポイント

医師により後遺症診断書が出ている以上、いずれの手続によっても適切に等級が認定されると思われがちですが、実際は違います。

事前認定による方法は、いわば加害者側の立場である任意保険会社が申請を行う以上、透明性に欠ける手続きとなることは否めません。

そのため、適切な等級が認められるには、被害者請求の方法によるべきものといえます。

3 被害者請求を行う際のポイント

⑴ 手続きの方法

実際の手続きでは、医師から後遺症診断書を発行してもらい、交通事故証明書、診断書、診療報酬明細書、事故発生状況報告書、印鑑証明等の必要書類を取り寄せます。

そして、加害車両が加入している自賠責保険会社に送付を行います。

⑵ 弁護士による内容の確認が重要

等級が認められるには、後遺症診断書にどのような記載がなされているのかということが大きく影響を与えます。

そのため、申請前には、認定申請に詳しい弁護士等の専門家が内容を確認することが望ましいといえます。

また、事故証明書が人身事故となっているか、事故発生状況報告書の記載事項が正確になされているか等、認定権者の認定に影響を与えかねない事項についても、専門家が事前に細かくチェックすることが望ましいといえます。

4 後遺障害等級申請は弁護士にご相談ください

漫然と書類をそろえて申請するだけでは、本来獲得できるはずの等級が獲得できず、十分な補償を受けられないことにもなりかねません。

適切な等級が認定されるには、押えておくべきポイントがいくつもありますので、後遺障害の申請をお考えの方は、まずは当法人にご相談ください。

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後遺障害等級申請とのことは弁護士に相談

交通事故によるケガの後遺症が残ってしまった場合、後遺障害等級申請をすることで、認定された等級に応じて、後遺症が残ったことに対する慰謝料や、後遺症によって失われることになった利益に対する賠償を受けることができます。

申請をした場合でも、残念ながら必ずしもそれが認定されるとは限りません。

場合によっては、交通事故後、治療を受けて症状が残っているにもかかわらず後遺障害として認められなかったり、あるいは認められたとしても実際の症状に適さない、低い等級になってしまったりすることもあります。

そうならないためにも、後遺障害はできるだけ保険会社に任せきりせずに被害者請求の形で請求し、かつ、交通事故に詳しい弁護士に手続きをサポートしてもらうようにしましょう。

当法人にお任せください

弁護士法人心 名古屋法律事務所や、同じく名古屋にあります本部にも、交通事故に詳しい弁護士が所属しております。

当法人の等級申請サポートに関しましては、より詳しくご紹介できるようこちらの交通事故のサイトとは別に専用のサイトも設けておりますので、交通事故によってケガをされた方はそちらもご覧ください。

交通事故直後、まだケガがどうなるかわからないということでご相談をためらわれる方もいらっしゃるかもしれませんが、適切な賠償を受けるために気をつけるべきことは色々とありますので、お早めにご相談いただければと思います。

お電話での交通事故相談であれば、名古屋だけでなく全国対応も可能ですので、お気軽にご相談ください。

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