交通事故に遭ったのですが、弁護士に依頼した方がよいのですか？
- 最終更新日：2022年2月28日
１ 弁護士への依頼をおすすめいたします
以下でご説明するとおり、受け取れる慰謝料や賠償金額が異なってくるケースが多くありますので、弁護士に依頼することをおすすめします。
特に、交通事故案件の経験が豊富で、医学に関する知識、交通事故の算定基準、保険会社ごとの特徴などの専門的な知識を持っている弁護士を選ぶべきです。
名古屋やその周辺で交通事故対応を得意とする弁護士をお探しであれば、当法人までご相談ください。
２ 弁護士に依頼をすると賠償金の計算基準が変わります
交通事故の賠償金額には、①弁護士基準（裁判所基準）、②自賠責保険基準、③保険会社基準があります。
弁護士基準は、過去の裁判例をもとに賠償金額を決める基準のことです。
弁護士に頼んだ際には、通常この基準で示談されるものです。
これは、強制保険である自賠責保険の支払い基準です。
自賠責保険は、交通事故の被害者に対し、最低限の保障をするものですので、自賠責保険基準は、弁護士基準・裁判所基準より相当低額になります。
保険会社によっては、自賠責保険基準で示談を迫ることがありますので、注意が必要です。
これは、各自動車保険会社が個々に定めている基準のことです。
多くの場合、自賠責保険基準に若干の金額を上乗せした金額を基準としており、弁護士基準より相当低額なので、この金額で示談する際には十分気をつけましょう。
なお、最近は、保険会社基準ですらなく、自賠責保険基準で示談を迫ってくる保険会社も多いようです。
このように、賠償金額には複数の基準があり、保険会社が低い基準で示談金額を提示してくることも少なくありません。
適切な金額の賠償を獲得するためにも、保険会社から示談書が送られてきたら、示談金額が適正な金額なのか、チェックすることが大切です。
ただ、ご自身で示談金額が適正な金額なのかチェックすることは簡単ではありませんので、交通事故に詳しい弁護士に依頼することをおすすめいたします。
３ 弁護士に依頼をすると保険会社との交渉のサポートを受けられます
交通事故被害の賠償金額は、原則として加害者側の保険会社と被害者の方が交渉して決めることになります。
しかし、上で述べた通り相手方の保険会社が適切な金額で示談を持ちかけてくるとは限りません。
「相手方が提示する金額に納得がいかない」「賠償金を増額してほしい」とお悩みの方は、弁護士にご相談ください。
交通事故の案件を得意としている弁護士であれば、保険会社との示談交渉に適切に対応してくれるかと思います。
なお、弁護士を選ばれる際は、示談金額の相場、交渉期間など、ご不安に思われる点についても丁寧に答えてくれる弁護士を選ぶことをおすすめします。
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