『交通事故』の被害相談 by 弁護士法人心 名古屋法律事務所

交通事故被害相談@名古屋

交通死亡事故の遺族の方が弁護士に相談するタイミングは?

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2022年3月2日

1 弁護士に相談するタイミング

交通事故の被害に遭われた方、そのご家族の方は、交通事故後、早めに弁護士に相談することをおすすめいたします。

交通事故でご家族が亡くなられた場合、治療費や手術代などの治療費、慰謝料や葬儀費などの損害賠償請求をめぐって、保険会社や加害者と示談交渉することになります。

交通事故の事故態様によっては、過失や因果関係を争う場合もあります。

心身ともに大変な時期に、保険会社や加害者との交渉を行うことは非常にご負担になると思われますので、早めに弁護士に相談することをおすすめします。

2 弁護士に相談すべき理由

交通事故で被害者の方が亡くなった場合、遺族が受け取ることのできる慰謝料は、「被害者の方の慰謝料」と「遺族の精神的損害に対する慰謝料」です。

弁護士に相談しておかなければ、これらの慰謝料について、適正な金額での支払を受けられないおそれがありますので、弁護士に相談することをおすすめいたします。

3 慰謝料の支払い基準

被害者やその遺族が受け取ることのできる慰謝料の支払い基準には、①裁判所(弁護士)基準、②保険会社基準、③自賠責保険基準があります。

①裁判所(弁護士)基準とは、これまでの裁判例の蓄積から、裁判所が目安としている基準です。

弁護士が保険会社と交渉する際は、この支払い基準をもとに交渉することになります。

②保険会社基準とは、任意保険会社が独自に設けている基準で、裁判所(弁護士)基準よりも相当低額になります。

最近では、自賠責保険基準とほぼ同水準の支払を提示してくるところもあるようです。

③自賠責保険基準とは、強制保険である自賠責保険が設けている基準です。

これは、被害者に対する最低限度の保障を定めたものにすぎませんので、裁判所(弁護士)基準よりも相当低額です。

4 交通事故に詳しい弁護士に相談を

適正な額の損害賠償金を受け取るためには、保険会社への対応に関する経験や、過去の裁判例の傾向の分析などに関する知識が必要になります。

これらの知識や経験は一朝一夕で身につくものではありませんので、弁護士に依頼する際には、交通事故の案件に集中して取り組んでいる弁護士に依頼することをおすすめいたします。

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被害者の方が亡くなられた場合のご相談

お早めのご相談をおすすめいたします

交通事故にあわれた方が亡くなられた場合、そのご遺族の方から当法人にご相談をいただくこともあります。

状況が状況ですので、いつ相談しようかと悩む場合や、なかなか次にどう動こうかということまで考えられないという方もいらっしゃるかと思いますが、交通事故のご相談はできるだけ早くいただいた方が、保険会社や加害者との交渉におけるご負担も少なくなるかと思います。

交通事故により被害者の方が亡くなった場合、どのように損害賠償がなされるのかわからないことも多いかと思いますので、一度交通事故に詳しい当法人にご相談いただいた方が良いかと思います。

当法人の相談方法

当法人では、弁護士法人心 名古屋法律事務所などへのご来所による相談のほかに、お電話でのご相談も承っておりますので、事務所まで行くのが大変だという方にも安心してご相談いただくことが可能です。

事務所までご来所いただく場合も、名古屋駅から非常に近いところにあるため、電車でのご来所も便利です。

当法人の解決実績の中には交通事故被害者の方が亡くなられているものや、交通事故により非常に重い後遺症を負ってしまったものもありますので、そちらもご覧になり、ご参考にしていただければと思います。

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