弁護士に依頼すれば,必ず,金額が上がりますか?
ほとんどの場合には,上がります。
保険会社は,慣行上,諸状況を勘案して,違法でない範囲で,可能な限り,低額での提示をしていると思われます。
当法人で扱った実例としては,保険会社の当初提示が43万円であったものを,私たちが抗議等して,1000万円まで増額させた事例などがあります(詳細はこちらをご覧ください。)。
保険会社が,このようなとても低い金額での示談をしようとしてくる理由としては,次のようなものが考えられます。
- ①保険会社は営利企業であり,支払額が減れば,直接的なコスト削減になる。
- ②損害の概念は曖昧であり,かなりの低額であっても違法とまではいえないことが多い。
- ③裁判所も,原則として,よほどの低額でない限り,自由な金額での示談を有効と判断している。
- ④被害者の方に,法的な知識がない。
ただし,例えば,被害者側の過失が大きい場合や,被害者の方が高齢者である場合など金額が上がりづらい場合もあります。
当法人では,保険会社からの金額の提示の妥当性についての診断は無料にしていますので,保険会社からの金額の提示が合った場合には,ぜひ一度,ご相談ください。
弁護士費用特約に加入しているのですが、弁護士に依頼するにはどうすればよいですか? 休業損害とはどのようなものですか?