『交通事故』の被害相談 by 弁護士法人心 名古屋法律事務所

交通事故被害相談@名古屋

保険会社から後遺障害の申請について案内が来ましたが,保険会社に任せて申請すればよいのでしょうか?

  • 文責:弁護士 森田清則
  • 最終更新日:2025年7月9日

1 保険会社に任せず被害者請求で申請することがおすすめ

まず、後遺障害の申請方法には、「事前認定」「被害者請求」という2種類の方法があります。

⑴ 事前認定

「事前認定」は、保険会社主導で行う申請方法です。

メリットとしては、保険会社が必要書類などをすべて取り付け、申請手続きを行ってくれるので、被害者の負担が軽い、ということが挙げられます。

一方、デメリットとして、適正な等級を得るための対策が十分にとれない、ということが挙げられます。

さらに、事前認定の場合、保険会社が、「等級には該当しないと考える」という内容の意見をつけて提出する場合もあります。

必要な資料を、綿密に準備すれば、適正な等級認定を受けることは不可能ではありません。

しかし、そのような準備をしないと、そもそも等級認定が受けられなくなったり、本来認められるべき等級より低い等級となってしまうことがあります。

⑵ 被害者請求

「被害者請求」は、被害者主導で行う申請方法です。

デメリットとして、申請のための必要書類を被害者側で揃えなければならないために、手続きが面倒になるという点が挙げられます。

しかし、後遺障害診断書の内容を確認し、記載を追加してもらうことや、さらに資料を追加したり、不利に扱われる可能性のある資料をあえて提出しなかったりといった、事前認定ではできない対策を取ることができます。

そのため、負担はあっても、申請は被害者請求によるべきであるといえます。

2 後遺障害の申請は弁護士のサポートを受けることがおすすめ

被害者請求で申請する際には、弁護士に依頼してサポートを行ってもらうことも可能です。

後遺障害の申請では、資料の内容調査、取捨選択は、専門的な知識が求められるため、このような対策については、後遺障害に強い弁護士によるサポートを受けることをおすすめします。

交通事故の被害者の方は、初めて事故に遭ったという方が少なくありません。

そうすると、そもそも、今後どのように話が進んでいくのか分からず、不安になることもあるかと思います。

さらに、後遺障害の問題にまで進むと、何をどうすればいいのか全く分からない、ということにもなりかねません。

そのため、今後の見通しをはっきりさせるためだけであっても、まずは一度、弁護士に相談してみることをおすすめします。

当法人では、後遺障害の申請サポートも行っておりますので、名古屋でお悩みでしたら、当法人の弁護士にお気軽にご相談ください。

弁護士紹介へ

スタッフ紹介へ

お問合せ・アクセス・地図へ

お問合せ・アクセス・地図へ

交通事故のケガが残ってしまった場合でも

こちらのページでは,後遺障害の申請についてご説明をしております。

このように後遺障害の申請について,当法人では被害者請求をおすすめしておりますが,交通事故被害者の方も交通事故にあった後は何かとお忙しく,また適切に等級認定を受けようと思うと知識があったほうがいい場合もあるため,被害者請求が難しいことも多いかと思います。

そのため,弁護士法人心 名古屋法律事務所では,交通事故被害者の方の等級認定のサポートにも力をいれております。

交通事故のケガの等級認定に関しては,専用のサイトを設けてご説明をしておりますので,交通事故被害者の方はぜひご覧ください。

交通事故のケガの症状が残ってしまいそうだという方はもちろんですが,まだ交通事故直後でケガの具合がどうなるかわからないという方も,交通事故にあってしまったらぜひご一読いただきたいと思います。

もちろん交通事故のケガが完治するのが最も良いのですが,交通事故のケガで通院している間,「もしも症状が残ってしまったらどうしよう」と不安になってしまうよりも,万が一の時に取るべき手段がわかっていた方が,交通事故のケガの治療にも専念しやすいかと思います。

弁護士法人心 名古屋法律事務所では,交通事故から間もない段階から検査や治療などに関してのアドバイスもさせていただくことができますので,名古屋や名古屋付近で交通事故の被害にあわれた方は,ぜひご予約ください。

名古屋にある事務所にご来所いただくのが難しい場合でも,電話で全国対等させていただける場合があります。

名古屋以外の方で後遺障害のお悩みがある方も,ぜひご相談ください。

お問合せ・アクセス・地図へ